つぶやき

【本のオススメ】本田健『大富豪からの手紙』

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面白い本はいっぱい!

面白い本は、世の中にいっぱい ♪( ´θ`)ノ 読み終えた本をラクマに出品し、買ってくださった方からの有難いご寄付に、多少費用を追加して新しい本を購入するというサイクルのおかげで、最近より多くの”良本”に巡り会うようになった気がします。”ありがとう”ありがとう””ありがとう”☺️

きっとそんな本の1冊がこちら。本田健さん『大富豪からの手紙』です。類似のタイトル(?)の『ユダヤ人大富豪の教え』という本も一読の価値ありかも?ですが、今回ご紹介する本はそのプロセスをより具体化しつつ、第1〜第9の「手紙」に細分化することで、その手法がより取り組みやすい内容となっております。

”シンクロニシティー”を活用

例えば「ユダヤ人〜」の方では直接的に用いていなかった(たぶん💦)”シンクロニシティー”(synchronicity)という言葉。本では「一見偶然に見える、意味のある必然」(2018年発行のダイヤモンド社 29ページより)と解説されており、心理学系の本などでも目にしたことがあったような(なかったかも💦)印象ですが、「偶然というものは、この世には存在しない」(同24ページ)というように”偶然”をうまく活用することで、より良い未来を実現する!というメッセージを受け取った気がします。ちなみに「偶然というものは〜」をはじめて読んだとき、『風の歌を聴け』(村上春樹)の冒頭を思い出しました。「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」う〜ん、どちらもおっ!という圧倒感と、なるほど〜という説得力がある点では共通するところがあるかも?しれません(笑)。

ところで”偶然”の活用方法はこんな感じ(公式Youtubeチャンネルより)、と動画に丸投げしてしまっては申し訳ないので💦 それっぽい体験談(?)をご紹介。といっても大した内容ではなくて、歩いても歩いても妙に赤信号にぶつかると思ったら、電車が止まっていたというような内容(泣)。本を読む前は”赤ばっかりでいやになる〜”と思っていたものの読んでからは、”きっとなんかの意味がある”とポジティブに理解。”うん、次は駅に着く前に気がつくようにしよう!”と修行中です(笑)

遠藤周作も注目!?

そういえばこの言葉、遠藤周作さんもエッセイなどで類似の概念などを紹介していたような気がします(たしか💦)。特に晩年のエッセイなどで取り上げていたのが印象的でした。世界はきっと重層的で、小説家はきっとそういった世界をより多面的に、そしてより深く理解しているのかも?と思いました。そう考えると、小説をもっともっと読みたい!という気持ちになります。本の力はすごいですね ♪( ´θ`)ノ

ちなみにですがラクマには読了したものだけではなく、読みかけの本も出品中です。先日は『ある男』(平野啓一郎)を購入して、「結婚した人が実は別の人だった!?」というミステリアスな内容と、他人を”自分の人生”として生きることで人生に意味を見つける?といったような難解な思想が入り乱れた(?)ような小説を楽しんでいたのですが嬉しいような名残惜しいような、出品=即ご購入💦 他の小説(『マチネの終わりに』など)から読みなさいというシンクロニシティー”と理解して、本屋さんを巡ろうかなぁと楽しく迷い中です。本日も読んでいただき、ありがとうございました🙌

【本のオススメ】遠藤周作が素晴らしい!
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