『二月の勝者』の参考文献としても有名
西村則康氏と小川大介氏の共著。『二月の勝者』の参考文献の一番上に記載されていることからも、中学受験関係ではもっとも有名な本の1つ。
プロローグから、ドキッ!とする言葉
久しぶりにきちんと読み終えました。前置きとして本文に入る前のプロローグから、ドキッ!とする言葉ばかり。”中学受験を「するか」「しないか」は、親の覚悟が「あるか」「ないか」を問われるものなのです“などです。「覚悟」とは、”わが子の力を信じてあげられるのなら「する」”。
シンプルですが受験(受検)の本質に触れているような気がします。書店で手にとって、この前書き部分だけでも一読されることをお勧めしたいです。
『中学受験は親が9割』
”中学受験は親のサポートがなければ成り立ちません”。その言葉を端的に表したのが、『中学受験は親が9割』(西村則康氏)、こちらもこの業界ではあまりに有名な本の1つです。
具体的なアドバイスを紹介
それぞれの本から、具体的なアドバイスの紹介です。書き過ぎてしまわないよう、各1つのポイントについてご紹介します(個人的な好みによって)。
まずは「基本のキ」の方からは、学校選びのポイント3選。
- 子供が実際に通える場所にあるか
- 一定の偏差値以下は受けないなど、基準を設ける
- これら条件を満たすところを10校挙げ、そこから入試傾向が似ている学校を複数選び、その勉強を開始する
もやもやしていた中学校選びが、かなりすっきりしたイメージです!なお、1の点については片道1時間以内という、これも分かりやすい基準を示しております。
次に「親が9割(学年・科目別)」から。こちらは学年別の週間スケジュールと学年と科目に応じた具体的な学習方法が非常に参考になりました。例えば、6年生の理科社会でマインドマップを使った学習法が紹介されており、早速真似をして勉強してみました。うん、確かに効果抜群。
なお、マインドマップについては、リベ大の両さんがよく使っている枝が分岐するような思考整理法の1つ。これを中学受験に活用とは目から鱗の気分です。本日も読んでいただき、ありがとうございました。